
月岡芳年「足柄山月 義光」
笛の名手義光が戦地に赴く前に秘曲を師の遺児に伝える様子

月岡芳年「音羽山月 田村明神」
清水寺に来た東国の僧の元に童子に化身した坂上田村麻呂が現れ、信仰の大切さを伝える様子

伊賀局は、新田義貞の臣下の娘、和歌を詠むと闇の中から歌が返され、藤原基任の霊であったと知る

月岡芳年「朝野川晴雪月 孝女ちか子」
江戸時代に金沢で海運業で財を成した家の娘が、無実の罪で投獄された父の解放を願って朝野川に身を投げる様子・・・。

水野年方「本多忠勝小牧山軍功図」
秀吉との小牧・長久手の戦いが題材、敗将となっても毅然とした態度を保ち、秀吉に追討を諦めさせた本多忠勝のお姿

右田年英「英雄三十六歌撰」 本間資忠
鎌倉末期、楠木正成との戦いで父を失い、死後の世界を彷徨う父へ歌を送る姿

右田年英「英雄三十六歌撰」 東照宮
東照宮・徳川家康が正親町天皇の繁栄を詠うお姿

尾形月耕「縫乃工 呉織穴織」
大陸から日本に織物を伝えた姉妹

尾形月耕「加藤清正 賤ケ岳 軍功之図」
賤ケ岳七本槍のの一人、加藤清正のお姿

尾形月耕「吉野山忠信代君討覚範図」
義経を逃がすために一人吉野山に残った佐藤忠信が、比叡山僧兵・横川覚範と戦うお姿

小林清親「壇ノ浦」 那須与一の扇射ち

小林清親「子楠公」 父・楠木正成の跡を追い自害しようとする子・正行を諫める母の様子

小林清親「後醍醐天皇 名和長重」
隠岐に流された後醍醐天皇の脱出を成し遂げた名和長重の様子

小林清親「明智左馬之助光春 湖水乗打唐崎松之図」
明智光秀の娘婿・明智光春が、本能寺の変の後、山崎の戦いで秀吉に敗れ、自刃するために琵琶湖を渡り坂本城に帰る様子

すべての作品が見応えあり、面白かったです
明治時代の歴史物語展は、12/1までの開催です。無料です!

別冊太陽229 小林清親 (別冊太陽 日本のこころ 229)
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 2015/05/25
- メディア: ムック