2024年09月25日

2015アパートで暮らすパリ旅 3日目20  「ヴィジェ・ルブラン」展2

ヴィジェ・ルブラン、親から最初の絵画教育を受け、当時の大家からの助言も受け、10代前半には、職業として肖像画を描いていたそうです
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結婚後、多くの貴族の肖像画を描くようになり、評判に。
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王妃マリー・アントワネットの肖像画を描くためにヴェルサイユ宮殿に招かれ、出来の良さに王妃に大変気に入られ、
PA190503.jpg王室絵画彫刻アカデミーの会員に
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フランス革命で王族が逮捕された時、フランスから逃れ、イタリア、オーストリア、ロシアで画家として暮らした
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ローマでも作品は大絶賛され、アカデミーの会員に
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ロシアでも貴族に大歓迎され、女帝エカチェリーナ2世の皇族を多数描いたそうです
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フランスで革命政府が転覆した1802年にフランスに戻り、
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ヨーロッパ上流階級から引く手あまたの存在に。
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ナポレオンの妹の肖像画も手掛けたが、ナポレオンとの折り合いが悪くなり、1807年に出国
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スイスに赴いて、ジュネーヴ芸術促進協会の名誉会員に
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ナポレオン政権が倒れ、王政復古すると、ルイ18世に手厚く迎えられ、フランスを安住の地とした
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1842年、86歳で没、激動の時代の中、長寿を全うした
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ヨーロッパ各地で、大歓迎された人生、画家としての実力もさることながら、人間的な魅力もあったのでしょうね
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生涯で、660の肖像画と200の風景画を残したそう。風景画も観てみたいです

別フロアへ
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つづく・・・。


マリー・アントワネットの宮廷画家---ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯

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posted by ryo at 00:00| Comment(2) | パリ2015 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まるで生きてる人がそこにいるようです!!
Posted by Rchoose19 at 2024年09月25日 07:55
レースの装飾の描き方がとても美しいですね(*^^*)
Posted by 溺愛猫的女人 at 2024年09月25日 19:21
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