結婚後、多くの貴族の肖像画を描くようになり、評判に。

王妃マリー・アントワネットの肖像画を描くためにヴェルサイユ宮殿に招かれ、出来の良さに王妃に大変気に入られ、


フランス革命で王族が逮捕された時、フランスから逃れ、イタリア、オーストリア、ロシアで画家として暮らした

ローマでも作品は大絶賛され、アカデミーの会員に
ロシアでも貴族に大歓迎され、女帝エカチェリーナ2世の皇族を多数描いたそうです

フランスで革命政府が転覆した1802年にフランスに戻り、

ヨーロッパ上流階級から引く手あまたの存在に。

ナポレオンの妹の肖像画も手掛けたが、ナポレオンとの折り合いが悪くなり、1807年に出国

スイスに赴いて、ジュネーヴ芸術促進協会の名誉会員に

ナポレオン政権が倒れ、王政復古すると、ルイ18世に手厚く迎えられ、フランスを安住の地とした

1842年、86歳で没、激動の時代の中、長寿を全うした

ヨーロッパ各地で、大歓迎された人生、画家としての実力もさることながら、人間的な魅力もあったのでしょうね

生涯で、660の肖像画と200の風景画を残したそう。風景画も観てみたいです
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つづく・・・。

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